国勢調査の結果に基づく衆院小選挙区試算 和歌山県は定数3から2に
2021年06月26日 18時15分
去年実施された国勢調査の結果に基づいて総務省が各都道府県に割り振られる小選挙区の数を試算したところ、和歌山県の定数が1つ減って3から2になる結果となりました。
試算は、去年実施された国勢調査の結果に衆議院の選挙制度改革を踏まえて新たな議席配分方法「アダムズ方式」を適用して総務省が行いました。
その結果、定数は和歌山県をはじめ宮城県、福島県、新潟県、滋賀県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県、それに長崎県の10県でそれぞれ1つ減となりました。
一方、東京都で5、神奈川県で2、埼玉県、千葉県、それに愛知県の3県でそれぞれ1つ増えました。
この10増10減に基づいて改定する区割りでの衆議院選挙は、来年以降となる見通しで、秋に見込まれる次の衆議院選挙は、今の定数で実施されます。
なお、今の選挙区の「1票の格差」は最大で2・094倍となっています。