和歌山放送の第６６５回番組審議会が、きょう（２３日）開かれ、毎週土曜日の午後に放送している「ラジオカフェサタデー」について審議が行われました。

「ラジオカフェサタデー」は、毎週土曜日の午後０時５分から１時まで放送している番組で、その時期の和歌山のキーパーソンや地元で活躍している人、和歌山に着任してきた経済人などを、好きな音楽などとともに紹介しています。

審議対象となった、今月（６月）１２日放送分では、愛知県在住の発酵食料理研究家・高橋香葉（たかはし・かよ）さんへのインタビューを中心にお送りしました。

きょうの審議会では、出席した委員から「全体的にソフトでゆったりとした雰囲気が心地良く、土曜の午後、何かをしながら聴くのにちょうど良い」「トークの流れから、ＯＬ時代の経験が現在の仕事に活かされているという、ストーリー性を感じさせ、高橋さんの人柄がよく分かる」などの意見がありました。

一方で「かなり長時間のインタビュー番組なので、ゲストやテーマの選び方が重要だ」「発酵食品に関する目新しい話を期待していたが、例えば梅干しについては和歌山の人間にとって知っている話が多く、少し物足りなかった」「高橋さんがマジメな人なのはよく分かったが、ジョークを交えるなどトークに笑いの要素もほしかった」などの意見も出されました。