27日にウォーク開催 名草戸畔と井澤弥惣兵衛訪ねる

2021年06月23日 19時16分

イベント歴史・文化社会

縄文時代に、現在の和歌山市から海南市にかけての名草地方に実在したとされる女性の首長、名草戸畔(なぐさ・とべ)と、紀州流の土木工法の始祖で江戸時代に活躍した現在の海南市出身の井澤弥惣兵衛(いざわ・やそべえ)ゆかりの地を巡るウォークが今月(6月)27日、海南市で開かれます。

これは、県内各地で熊野古道歩こう会としてウォークイベントを実施している熊野・高野国際語り部の会がその一環として主催するものです。当日は、午前9時20分にJR海南駅を出発し、井澤弥惣兵衛が造った県内で最大級の灌漑用の池・亀池(かめいけ)や、名草戸畔の胴体を祀っているとされる杉尾(すぎお)神社など、9・5キロメートルのコースを巡ります。

集合は、今月27日の午前9時にJR海南駅となっていて、資料代などとして500円の参加費が必要です。

ウォークの申し込みは、熊野・高野国際語り部の会 電話073・478・2711です。

また、このウォークにあわせて井澤弥惣兵衛の生涯をたどるミュージカルが来月(7月)18日の午後2時から海南市下津町にある市民交流センター・ふれあいホールで開催されます。

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