関電・非常災害時の復旧訓練

2021年06月22日 17時53分

災害・防災社会経済

梅雨末期の大雨や台風シーズンを前に、関西電力送配電・和歌山支社は、きょう(22日)和歌山市の琴の浦(ことのうら)訓練場で、災害による停電の復旧訓練を行いました。

きょうの訓練のもよう(6月22日・和歌山市琴の浦)

これは、2018年9月、関西一円に大規模な停電をもたらした台風21号による災害を機に、災害時の早期の電力復旧にあたれるよう、年に2回、訓練を行っているものです。

きょうの訓練には、和歌山支社の作業員が参加し、台風で停電した場所の探査や、故障したケーブルの復旧作業などを行いました。

電柱に登る作業員(※訓練)

作業員らは4人1組となって、命綱を付けて電柱によじ登ったり、高所作業車のゴンドラに乗ったりして、漏電している電線をセンサー付きの特殊な棒を使って探査し、故障したケーブルに取り替える作業を、リーダーの無線機の指示を受けながら素早く行っていました。

ゴンドラに乗って漏電か所を検知する作業員(※訓練)

関西電力送配電・和歌山支社では「このような訓練を重ねることで、非常災害時に、より盤石な対応を出来るように努めたい」と話しています。

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