小型ロケットの名称は「カイロス」に決定

2021年06月21日 19時26分

社会経済

串本町(くしもとちょう)で建設中の日本初の民間小型ロケット発射場「スペースポート紀伊」を運営する、東京のスペースワン株式会社は、商業用宇宙輸送サービスの小型ロケットの名称を「カイロス」に決定したことを発表しました。

スペースワンは、小型衛星を地球周回軌道へ打ち上げる「商業宇宙輸送サービス」事業を展開する予定で、衛星を打ち上げる小型ロケットの名称をギリシャ神話に登場する時間の神にちなんで「カイロス」に決定しました。

カイロスには、ギリシャ語でチャンスという意味も含まれ、変化の激しい市場環境に即時対応し、自らチャンスをつかみ取り、宇宙輸送サービスを成功に導くという意味も込めたということです。

スペースワンでは、この夏にスペースポート紀伊を完成させ、今年度中(2021年度)に第1号ロケットの発射、2020年代半ばには年間20機の打ち上げを目指しています。

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