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【新型コロナ】6月県議会・ワクチン接種への質問相次ぐ

2021年06月16日 18時56分

政治福祉・医療

6月定例和歌山県議会は、きょう(16日)から一般質問が始まり、議員から新型コロナウイルスのワクチン接種に関する質問が相次ぎました。

このうち、自民党県議団の中本浩精(なかもと・こうせい)議員は現在の県のワクチン接種状況を尋ね、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、65歳以上の2回目の接種率が、今月(6月)14日現在で19・13%と全国1位になっている状況を紹介したうえで「国への要望でモデルナ製のワクチンが確保でき、今後は一般も含めた全体の接種も速やかに完了することが重要だ」と述べ、職域接種や集団接種の促進に努める方針を示しました。

公明党県議団の岩井弘次(いわい・ひろつぐ)議員は、接種に出向くことが難しい高齢者などへの支援を求め、志場紀之(しば・のりゆき)福祉保健部長は「既に市町村と社会福祉協議会の職員が送迎などの支援を行っていると認識していて、県も情報を共有し働きかけを行う」と答弁しました。

共産党県議団の高田由一(たかだ・よしかず)議員も高齢者福祉施設の職員への早期接種を強く求めました。

きょうはこのほか、日本維新の会の林隆一(はやし・りゅういち)議員がICT教育推進に関する今後の方向性などについて、県当局の考えをただしました。

和歌山放送ラジオでは、きょうの県議会一般質問のもようを、午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。

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