観光振興事業功労者表彰の伝達式
2021年06月17日 15時59分
全国各地で観光振興の取組みに功績のあった人を表彰する、今年度(2021年度)の観光振興事業功労者表彰に、和歌山県からは、県・観光連盟の副会長や、県・旅館ホテル生活衛生同業組合の理事長を務める和歌山市の坂口邦嗣(さかぐち・くにつぐ)さん70歳が選ばれ、今月14日和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事から表彰状と記念品が伝達されました。
今年度は全国9つの支部から13人が表彰され、関西地区からは坂口さんら2人が選ばれました。
坂口さんは、和歌山市田野(たの)の温泉旅館「漁火の宿(いさりびのやど) シーサイド観潮(かんちょう)」を経営するかたわら、県と和歌山市の観光連盟の理事や副会長、県・旅館ホテル生活衛生同業組合の理事長を務め、地元の漁港を活用した朝市の開催や、毎年5月の「和歌祭(わかまつり)」の復興などに尽力し、地元と一体となった観光発信と活性化に努めたことが高く評価されました。
仁坂知事は「インバウンドも多数訪れて和歌山の観光がこれからという時に新型コロナウイルスが拡大してしまったが、ワクチン接種が早く進めば、また観光客に来てもらえると期待している」と話していました。
表彰式は、当初、今月(6月)11日に東京都内で開かれる予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で中止となり、きょう、県庁の知事室で伝達が行われました。