関空連絡橋から飛び降りた2人と関連か・和歌山市の死亡女性は16歳
2021年06月11日 20時29分
今月(6月)9日、和歌山市加納(かのう)の集合住宅で心肺停止の状態でみつかり、死亡が確認された女性は16歳の少女とわかり、腹に打撲の痕があることから、警察は事件の可能性も含めて捜査する方針です。
消防などによりますと、9日の午後2時半ごろ、和歌山市加納の集合住宅から女性の声で「子どもが意識と呼吸がない状態で倒れ、血みたいな黒いものを吐いている」と通報がありました。
捜査関係者によりますと、倒れていたのは16歳の少女で、搬送先の病院で死亡が確認されました。
この住宅には、父親とみられる男性と、通報者の母親を名乗る女性、それに幼い女の子がいて、女性は取り乱した様子だったということです。
また、この日、大阪の関空連絡橋近くの海で飛び降りたとみられる大人の女性と女の子が亡くなっていて、警察はこの2人と少女に関係があるとみて調べています。