和歌山県はきょう（６／１１）、県内で新たに２０代の男性１人の新型コロナウイルスへの感染を確認したと発表し、県内の累計感染者数は、死亡した４７人を含めて２６４８人となりました。

県健康推進課によりますと、新たに感染が確認されたのは、湯浅保健所管内に住む２０代の男性会社員で、４月以降、仕事のため、兵庫県に長期滞在していて、今月７日に発熱や頭痛などの症状が出たため、近くのクリニックを受診し、検査を受けましたが、このときは陰性でした。その後、湯浅保健所管内の自宅に戻り、再度、受診したところ、陽性が判明し、入院していますが、症状は安定しています。

きょう現在の入院患者は２５人で、４７０床ある新型コロナ用病床の使用率は５・３％となっています。

酸素投与が必要な重症患者は６人で、このうち、１人が人工呼吸器を装着しています。

また、これまでに感染した人のうち、新たに４人の変異ウイルス感染が確認され、変異ウイルスの累計感染者数は７７６人となりました。