光化学オキシダント予報、和歌山県内で今年初発令

2021年06月09日 18時46分

社会福祉・医療

きょう(6/9)午後、今年(2021年)になって和歌山県内で初となる光化学オキシダント予報が和歌山市で発令されました。

光化学オキシダントは、よい天気で気温が高く、風が吹いていない状況で発生しやすく、濃度が高くなると、目やのどに痛みを感じることがあります。

このため、和歌山県は、光化学オキシダントの濃度を測定するため和歌山市、海南市と協力して、有田市を含めた地域にあわせて13の測定局を設置し、毎年5月上旬から10月上旬にかけて特別監視を行い、情報を発令しています。

1時間あたりの濃度によって「予報」「注意報」「警報」「重大緊急警報」の4つの段階がありますが、去年(2020年)は、いずれも発令されませんでした。

今年は、きょう県内で初めて、午後1時20分から3時20分まで2時間にわたり、和歌山市に光化学オキシダント予報が発令されました。

県・環境管理課は「予報や注意報などが出されたら屋外での激しい運動を避け、目やのどなどに刺激を感じた場合は、水道水などで目を洗い、うがいをするとともに、最寄りの保健所や役所に連絡して欲しい」と呼びかけています。

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