【新型コロナ】県内2人死亡、感染確認2人 累計2641人
2021年06月09日 18時49分
和歌山県はきょう(6/9)、県内で60代の男性と70代の女性のあわせて2人が死亡し、10代と40代の男女2人が新たに感染確認されたと発表しました。これで、県内で新型コロナウイルスに感染して亡くなった人は47人となり、累計感染者は、死亡した人を含めて2641人となりました。
県健康推進課によりますと、死亡した2人のうち、新宮保健所管内に住む60代の男性は、先月(5月)3日に発熱や頭痛などの症状が出て受診した医療機関で新型コロナの陽性が判明して入院し、酸素投与の治療を受けていました。男性は、先月19日から状態が悪化し、集中治療室で人工呼吸器を装着して治療を受けていましたが、きのう細菌性肺炎と新型コロナウイルス感染症のため、死亡しました。
和歌山市に住む70代の女性は、先月7日から39度の発熱や全身の倦怠感があり、医療機関を受診してPCR検査を受けましたが、陰性でした。その後、先月19日になってようやく陽性が判明し、入院して酸素投与の治療を受けていましたが、おととい状態が悪化し、きょう、新型コロナウイルス感染症のため、死亡が確認されました。
2人には、いずれも基礎疾患がありました。
一方、きょう新たに感染が確認された2人のうち、橋本保健所管内に住む40代の男性は、大阪府の介護事業所に事務職として勤務していて、職場で陽性者が確認されていました。男性本人にも今月5日から発熱や咳の症状があり、きのう(6/8)感染が確認され入院しています。
また、和歌山市に住む10代の女性会社員は、今月6日から喉に痛みがあり、きのう医療機関を受診して感染が判明しました。
2人の症状はいずれも安定しているということです。
きょう現在の入院患者は31人で、病床使用率は6・6%となっています。
また、これまでに感染した人のうち、新たに2人の変異ウイルス感染が確認され、変異ウイルスの累計感染者数は769人となりました。
ところで、きのう感染者として発表された2人のうち、大阪府に住む70代の男性は、簡易検査で陽性とされていましたが、その後の遺伝子検査で陰性だったことがわかり、きのうの感染確認は1人となり、きょうこれまでの累計感染者数は2641人となりました。