県議会・新議長に森礼子議員・県政史上初の女性議長

2021年06月09日 18時44分

政治

6月定例和歌山県議会は、きょう(9日)本会議が開かれ、岸本健(きしもと・たけし)議長の後任に、自民党県議団の森礼子(もり・れいこ)議員52歳が第91代議長に選出されました。女性が議長に就任するのは、和歌山県政史上初めてです。

就任挨拶をする森議長(6月9日・和歌山県議会議場)

きょう開かれた県議会の本会議で、岸本議長と濱口太史(はまぐち・たいし)副議長が揃って辞職願を提出したことから、ただちに後任を決める選挙が行われました。

議長選挙は、投票の結果、有効投票数42のうち、森議員が31票、無効票が11票となり、森議員が議長に選出されました。

森議長は、和歌山市選挙区の選出で2010年の補欠選挙で初当選し4期目です。この間、文教委員会委員長や議会運営委員会委員長、県の監査委員などを歴任したほか、2019年には女性初の副議長を務めました。就任のあいさつに立った森議長は「浅学非才だが、公正公明な議会運営に努めたい」と決意を表明しました。

また、第97代副議長には自民党県議団の鈴木太雄(すずき・たいゆう)議員50歳が選出されました。

鈴木太雄副議長

鈴木副議長は田辺市選挙区の選出で、2011年4月の県議会議員選挙で初当選し、現在3期目です。この間、農林水産委員会委員長や議会運営委員会委員長、県監査委員などを歴任しました。鈴木副議長は「微力ながら、初の女性議長となった森議長を支え、県の発展に努力したい」とあいさつしました。

和歌山放送ラジオでは、きょうときのう(8日)の県議会本会議のもようを、きょう午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。

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