和歌山県はきょう（６／８）、県内で、新たに、２０代と７０代の男性あわせて２人が新型コロナウイルスに感染したことがわかったと発表しました。これで、県内の累計感染者数は、死亡した４５人を含めて２６４０人となりました。

新たに感染が判明した２人のうち、和歌山市に住む２０代のアルバイトの男性は、おととい（６／６）発熱があり、知人に新型コロナに感染した人がいたため、すぐに医療機関を受診し、きのう（６／７）陽性がわかりました。

また大阪府に住む７０代の無職の男性は、きのう、呼吸困難感があり、かかりつけ医を受診したところ、いつもより症状がひどく、和歌山県内の医療機関に救急搬送されました。男性は、収容先の病院で新型コロナの感染が判明し、そのまま入院しました。

２人の症状はいずれも安定しているということです。

県健康推進課によりますと、きょう現在、入院している人は３９人で、７７日ぶりに４０人を切り、県内のコロナ病床４７０床に対する病床使用率は８・３％となっています。

一方、酸素投与が必要な重症者は１１人で、このうち２人は人工呼吸器を装着しています。