急増する還付金詐欺、警官らATMで警戒

2021年06月03日 21時04分

事件・事故社会

今年になって急増している還付金詐欺などの特殊詐欺を水際で防止するため、和歌山県警察本部はきょう(6/3)、和歌山市内の3つの警察署や金融機関と合同で、ATMの利用者が詐欺に巻き込まれないよう警戒にあたり、啓発チラシを配って注意を呼びかけました。

利用者にチラシを配る警察官(2021年6月3日・紀陽銀行東和歌山支店で)

県警生活安全企画課によりますと、今年1月から5月末までに県内で発生した特殊詐欺被害は、去年の同じ時期と比べて8件多い27件で、なかでも去年1件もなかった還付金詐欺が15件に急増しているほか、架空料金請求詐欺が去年より3件多い10件などとなっていて、被害総額は2839万円あまりにのぼっています。

このうち、急増している還付金詐欺では、市町村の職員をかたって「介護保険料を返金する」とうその電話をかけ、ATMに誘導し、手数料の名目で入金させる手口が多いため、県警が金融機関と協力して警戒活動を行うことにしたものです。

和歌山市友田町の紀陽銀行東和歌山支店では、きょう午後、ATMの前に警察官と銀行の職員が立ち、利用する人の中に、だまされている人がいないか、目を光らせるとともに、県警が開設している特殊詐欺専用の電話相談「ちょっと確認電話」の番号が書かれた啓発チラシを配って注意を呼びかけました。

県警生活安全企画課の北島彰(きたじま・あきら)課長は「知らない人からの電話でお金やキャッシュカードの話が出たらすべて詐欺だと思って欲しい。このような電話があれば、すぐに通話を切って、ちょっと確認電話に通報して欲しい」と話しています。

和歌山県警の「ちょっと確認電話」の番号は、通話料無料のフリーダイヤル0120(508)878番、数字の語呂合わせで「これは、わなや」です。

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