【新型コロナ】仁坂知事「ワクチン接種後もマスク着用を」

2021年06月02日 18時30分

政治福祉・医療

高齢者の新型コロナワクチンの摂取率が全国1位の和歌山県は、既にワクチンを接種した人が油断をしてマスクの着用などの感染防止対策をやめてしまう懸念があるとして、ワクチン接種後も引き続きマスクの着用などの感染防止対策を行うよう県民に呼びかけました。

厚生労働省の調査によりますと、全国47都道府県の高齢者のワクチン摂取率は、先月(5月)30日の時点で和歌山県は26・82%、人数にして8万3千人近くで全国1位となっています。

しかし、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「ワクチンを接種した人の一部に、『1回打ったらもう大丈夫だ』と勘違いをして、マスクを外したり、複数の人と大声で会話をしたりと、油断をして羽目を外してしまう場合がある。ワクチンの効果はわかっているが、打ってすぐに結果が出るわけではない」と指摘し、ワクチン接種を済ませた人に対し、引き続きマスクの着用などの感染防止対策を行うよう呼びかけました。

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