和歌山市の「布引だいこん」地理的表示に追加
2021年05月31日 18時41分
地域の農林水産物や食品のブランドを守る「地理的表示保護制度」の対象に、和歌山市特産の「わかやま布引(ぬのひき)だいこん」と、新潟県の「大口(おおくち)れんこん」の2つの品目が追加されました。
これは、農林水産省が、きょう(31日)明らかにしたもので、これで地理的表示保護制度の対象は108品目となりました。
農林水産省によりますと、わかやま布引だいこんは、和歌山市南部の布引地区特産の青首だいこんで、和歌浦湾沿いの水はけの良い砂地で栽培され、根の上から下まで太さがそろい、ひげ根が少なく、おでんなどの煮物やたくあんなどの漬け物に最適です。
地理的表示保護制度に登録されると、専用のマークを付けて販売でき、ブランドを守りやすくなります。