和歌山県は、きょう（３１日）新型コロナウイルスの感染拡大で患者の病床数がひっ迫している大阪府と兵庫県から、軽症の感染者を、県内の医療機関で最大で１０人受け入れることになりました。

県によりますと、県内の新規感染者が減少し、入院患者の病床使用率が下がっているため、病床がひっ迫している大阪・兵庫の軽症感染者を受け入れることになりました。なお、県は医療機関の名前は公表しません。

兵庫県の井戸敏三(いど・としぞう)知事は、きょう午後、オンライン形式で開かれた近畿ブロック知事会議で「非常に実体的な運用だと思う。感謝する」とお礼を述べました。

県では、県内で感染が再び拡大した場合は受け入れを中止します。