南高梅、県南部で収穫期、首都圏や京阪神へ出荷
2021年05月30日 15時58分
梅産地の県南部では、南高梅(なんこううめ)の収穫期を迎えています。地元JAによりますと、収穫のピークは来月(6月)上旬で、作柄は平年並みということです。
上富田町の農業、稲垣憲一(いながき・けんいち)さん68歳は、きょう(30日)朝から、家族4人で大きな実を摘み取っていました。稲垣さんは、「3月以降に適度な雨に恵まれたこともあり、果実は質が良い」と話し、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、健康志向の高まりで消費が伸びることに期待を寄せています。
収穫された梅は、首都圏や京阪神地区を中心に出荷されたり、ジュースに加工されたりします。