【新型コロナ】和歌山城ホール関連で15人が新たに感染

2021年05月29日 18時45分

福祉・医療

和歌山県はきょう(29日)、県内で新たに10代から80代までの男女17人が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表しました。

新規感染の記者発表を行う野尻技監(5月29日・和歌山県庁)

住所地の保健所別では、和歌山市が2人、岩出が1人の他は、大阪を中心とした県外です。

このうち、すでにクラスターが発生している、和歌山城ホールの建設関係できょう(29日)、県外で計上した1人を含む15人が新たに新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

大半は大阪や兵庫からの現場に来ていた人で、和歌山城ホール建設関連のクラスターは25人と、1つのクラスターとしては、県内で最大規模の感染者数になりました。

県によりますと感染が拡大したのは、県外からの持ち込みとみていて、現場や食堂の換気が不十分だったり、喫煙所を共有していたことが要因とみて、この日は関係者91人の検査をしています。

このほか県内では和歌山市で2人と、県内にかかりつけ医のある大阪の80代の女性の感染がわかりました。

県によりますと、県内の累計感染者は、亡くなった43人を含め、2612人で、この日15人が退院したため、現在の入院患者は101人です。

また変異ウイルスに感染した人は、新たに3人確認され、県内の累計は、741人となり、このうち、ゲノム解析によるイギリス型感染者は184人で累計では241人になりました。

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