全日空・日赤和歌山医療センターに「しあわせの花・すずらん」贈る

2021年05月28日 17時04分

社会福祉・医療経済

航空大手の全日空が、ことし(2021年)も、和歌山市の日赤和歌山医療センターの入院患者に、北海道で栽培されたスズランの花をプレゼントしました。

全日空から届いたスズランの鉢植え(写真提供・日赤和歌山医療センター)

これは、全日空が1956年(昭和31年)から、北海道産のスズランを全国の病院に配っている、この時期恒例の行事です。

例年ですと、フライトアテンダントらが訪れて、スズランの鉢植えやしおりをプレゼントしていますが、去年(2020年)とことし(2021年)は、新型コロナウイルスの影響で、北海道からスズランを郵送する形を取っています。

一緒に届いたすずらんのしおり(写真提供・日赤和歌山医療センター)

今月(5月)26日、日赤和歌山医療センターに、スズランの鉢植え14鉢と、すずらんのイラストが描かれたしおり500枚が届けられました。鉢植えは、玄関ホールや病棟内の各所に飾られ、しおりは入院患者にプレゼントされました。

日赤和歌山医療センターでは「すずらんの花言葉は『しあわせ』で、毎年、心温まる贈りものをいただき、感謝しています。ことしは、コロナ禍で空港業務が減少している全日空の関西空港の職員10人を異業種交流として日赤へ派遣してもらっていて、人的な相互交流も繰り広げています」と喜んでいます。

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