和歌山市は新型コロナウイルス感染症のPCR検査を民間委託する費用や感染予防対策などに取り組むため、来月４日に開会する市議会の６月議会に関連議案を提案します。

和歌山市の補正予算額は、１８億７千万円です。

このうち、新型コロナ関係ではPCR検査を民間に委託する費用や、感染者の入院医療費の負担増に伴い予算を増額しました。

このほかワクチンの集団接種の費用を盛り込んだほか、市内の６５歳以上の高齢者に対し３０００円分のタクシー券を補助します。また落ち込んでいる宿泊者をの需要回復のため宿泊料の補助を行うことにしています。

その他の事業では、地域バス路線の実証実験を行うことや、和歌山電鐵貴志川線で取組をしている車両改造に合わせてWi-fiを整備する費用などを助成します。

これらの事業の議案については６月４日に開会する市議会６月定例市議会に提案します。

また和歌山市議会はきょう（２８日）議会運営委員会を開き６月定例市議会を６月４日から２２日までの１９日間の日程で開くことを申し合わせました。