2年ぶりに全国学力テスト実施
2021年05月27日 18時22分
小学6年生と中学3年生を対象にした文部科学省の全国学力テストが、きょう(27日)2年ぶりに行われ、和歌山県ではあわせておよそ1万4千人の児童と生徒が受検しました。
全国学力テストは、指導方法の改善や生活状況の把握などにつなげようと、2007年度から毎年行われていて、今回で13回目です。去年(2020年度)は、新型コロナウイルスによる一斉休校で行われず、2年ぶりの実施となりました。
和歌山県内では、特別支援学校や義務教育学校を含む小学校225校と中学校118校が参加し、小学生およそ7300人、中学生およそ7000人のあわせておよそ1万4300人が、国語、算数または数学と、生活習慣や学習環境などについての質問に答えました。
このうち、和歌山市立加太(かだ)中学校では、午前8時40分ごろ、担任の教諭が生徒10人にきょうの流れや注意点を説明したあと、問題用紙と解答用紙を配っていました。加太中学校では午前中に国語と数学のテスト、午後は生活習慣などについての質問をそれぞれ行いました。