【新型コロナ】海南市でワクチン希釈ミス・24人分廃棄

2021年05月26日 18時28分

福祉・医療

新型コロナウイルスワクチンの接種を担当している海南市の医療機関で、きのう(25日)看護師がワクチンの希釈を間違え、24人分のワクチンを廃棄処分していたことがわかりました。

誤った希釈のワクチンは接種されず、海南市では「直ちに廃棄した分のワクチンを追加で配布したため、今後の接種に影響は無い」と説明しています。 

海南市ワクチン接種班によりますと、きのう、この医療機関でワクチン接種を担当する看護師が24人分のワクチン接種を準備していたところ、本来ならば1・8ミリリットルのワクチンを希釈するところを、誤って3ミリリットルの分量で希釈してしまったということです。

別の看護師が、注射器内のワクチンの量が違うことに気付き、確認したところ、希釈ミスが分かったということで、接種は行わず、廃棄処分しました。

これを受け、海南市では、きょう(26日)市内でワクチン接種を行っているすべての医療機関に情報を伝え、取り扱いを徹底するよう注意を促しています。

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