有田市の背戸川でボラの稚魚が大量死
2021年05月25日 18時55分
きょう(25日)昼過ぎ、有田市(ありだし)を流れる背戸川(せとがわ)で、ボラの稚魚およそ2千匹が死んでいるのが見つかりました。和歌山県の調べでは、川の水に濁りや変色といった異常はみられず、原因は不明です。
県・環境管理課によりますと、きょう午後0時半ごろ、有田市箕島(みのしま)を流れる背戸川で魚が大量に死んでいるのを湯浅保健所の職員が見つけ、県・環境管理課に連絡しました。
県が調査したところ、背戸川のおよそ1・5キロの範囲で、体長が1センチから2センチのボラの稚魚およそ2千匹が死んでいるのを確認しました。
川の水に濁りや変色、においはなく、水質や水中に含まれる酸素量にも異常は無く、原因は不明としています。死んだ魚は、有田市が回収するということです。