【新型コロナ】県内で1人が死亡 新たに4人の感染を確認

2021年05月24日 18時42分

福祉・医療

和歌山県はきょう(24日)、県内で新型コロナウイルスに感染していた70代の女性1人の死亡を確認すると共に新たに4人の感染を確認したと発表しました。

県内の感染者数は亡くなった40人を含め2567人で、変異ウイルスに感染した人の新規感染はありませんでした。

県によりますと、亡くなったのは田辺保健所管内の70代の女性で、先月15日、同居家族の濃厚接触者として検査後、無症状での感染を確認しましたが、その後症状が悪化し、けさ(24日)新型コロナウイルス感染症による呼吸不全で亡くなりました。

きょう(24日)は、岩出保健所管内の90代女性と和歌山市の80代の女性の感染がわかり、県は2人が入院している紀の川市の「貴志川リハビリテーション病院」で県内57例目のクラスターが発生したと認定しました。

この病院での感染者はいずれも同じ病棟の入院患者で5人が感染しました。

また岩出保健所管内では、濃厚接触の同居家族2人の新たな感染確認を明らかにしています。

県内で新型コロナウイルス感染症による今月の死者は12人になり、単月としては先月(4月)の10人に続いて最高となりました。

県福祉保健部の野尻孝子技監は、「基礎疾患のある高齢者の感染が多いためそれをを防ぐことが重要だ」として早めの受診や診断重要性を喚起しています。

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