スーパームーンが欠ける、26日に皆既月食

2021年05月23日 15時01分

社会

今月(5月)26日の夜、全国で皆既月食(かいきげっしょく)が見られ、晴れれば、和歌山県では、午後7時前に、月が欠けながら昇ってきます。

月食は、太陽・地球・月が一直線に並び、月が地球の影に入る天体現象で、今回は、一年で最も大きな満月、スーパームーンが皆既月食となることから注目されています。

欠け始めるのは、午後6時44分ですが、この日の月の出は、和歌山市で午後6時55分、串本町で午後6時50分と、欠け始めより、わずかに遅いため、各地とも、月は、すでに少し欠けた状態で昇ってきます。その後、高度を上げながら、さらに欠けていき、月が地球の影にすっぽりと入る皆既(かいき)は、午後8時9分から午後8時28分までの19分間ほどです。そのあと、月は輝きを戻し始め、午後9時53分に丸い状態に戻ります。また、皆既中も、真っ暗になるのではなく、赤銅色(しゃくどういろ)に鈍く輝くことで知られています。

今年は、記録的に早く梅雨入りし、雨の日が多くなっていますが、26日は見える可能性がある天気予報となっています。

和歌山で皆既月食が見られるのは、2018年1月以来、3年4か月ぶりで、次は、来年(2022年)11月8日です。

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