【新型コロナ】県内で1人死亡、15人が新たに感染 

2021年05月21日 19時22分

社会福祉・医療

和歌山県はきょう(21日)県内で新たに新型コロナウイルスで1人が死亡し、20代から80代までの男女15人が新たに感染したことを確認したと発表しました。

県によりますと、亡くなったのはクラスターが発生した和歌山市のグループホームに入居する80代の女性です。

きょうの保健所別の感染状況は、和歌山市と岩出保健所管内がそれぞれ4人、田辺保健所管内が2人でほかの保健所管内はそれぞれ1人で、すべての保健所管内で感染が確認されています。

このうち岩出保健所管内の80代の女性は、今月10日に風邪の症状が出たためその後医療機関を受診していましたが、PCR検査を行っていませんでした。

県福祉保健部の野尻孝子技監は、「発熱症状がなくても新型コロナに感染しているケースがあるので症状があるときは、新型コロナ感染症を疑って医療機関でPCR検査を行なってほしい。また、不要不急の大阪などへの移動は控えてほしい」と県民に感染予防を改めて呼びかけました。

県によりますと県内の感染者の累計は亡くなった37人を含め2542人で、14人がきょう(21日)退院したため入院している人は161人です。

また感染者のうち新たに6人が変異株ウイルスに感染していたことがわかり、変異株感染者は683人となりました。

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