【新型コロナ】高齢者ワクチン接種率・和歌山県が全国1位に

2021年05月18日 19時25分

政治福祉・医療

新型コロナウイルスワクチンを少なくとも1回は接種した65歳以上の高齢者の割合が、和歌山県は9・47%と全国1位となりました。

定例記者会見での仁坂知事(5月18日・和歌山県庁)

これは、厚生労働省が今月(5月)16日現在の状況をまとめたもので、ワクチンを少なくとも1回は接種した高齢者の接種率は和歌山県では9・47%と全国1位になりました。

次いで、高知県の8・43%、山口県の6・57%、鳥取県の6・23%と続いています。一方、東京都は2・31%、大阪府は1・72%、兵庫県は1・51%、福岡県は1・44%などとなっています。

県内30市町村の状況をみますと、来月(6月)7日と14日の週に配分される量を含む県内の高齢者向けワクチンの配分率は92・1パーセントで、各市町村では、希望するすべての高齢者に対する2回目の接種を7月末までに完了することを目指しています。

仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、高齢者のワクチン接種率が全国1位になったことについて「配分されたワクチンを溜めておいても仕方がないのでばんばん打った。期間が早いほど感染率も下がっていく。県が音頭を取って、接種を担当する市町村へ強力に働きかけた」と話しています。

仁坂知事自身も、先月(4月)15日と今月7日にかかりつけの医療機関で高齢者接種を受けていて「私は70歳で対象者。また、いち和歌山市民として早く接種できて良かった」と話しています。

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