虫食い材でスタンドライト、山林保全にも

2021年05月16日 14時05分

社会

熊野地方の木材を使ったモノづくりを通し、山林の保全を目指す田辺市の「Boku Moku(ボク・モク)」が、虫食い跡があるヒノキ材を活用したスタンドライトをデザインし、販売を始めました。

スタンドライトは、高さおよそ30センチで、円柱形と角柱形の2種類あり、製造は、海南市のメーカーが手掛けました。点灯すると、内部のLEDが、表面に施された多数の穴から光を放ちます。虫食い跡はデザインとして生かされ、唯一無二の商品となるように工夫され、1台1万6500円で販売されています。

ボクモクは、田辺市で家具店を営む榎本将明(えのもと・まさあき)さん43歳を代表に、建築士や木工職人ら6人で2017年に結成され、「素朴な木」から名付けられました。これまでも、虫食いのために価値が下がった材木を活用した家具や調度品を提案していて、売上の一部を貯めて、山の環境整備費に充てる計画だということです。

榎本さんは「荒廃する山の現状を商品から感じてほしい」と話しています。

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