和歌山県はきょう（１５日）県内で２０代から９０代までの男女１７人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

県内の感染者数はこれまでに亡くなった３５人を含めて２４７１人になりました。

県によりますとクラスターが発生している和歌山市内のグループホームで新たに職員１人が感染し、この施設の感染者は２２人になりました。

またこの施設の入居者が疾患治療のため入院した和歌山市の河西田村病院で対応した看護師１人が新たに感染して５人になったため、県は県内５４例目のクラスターと認定しました。

県によりますとこの病院に入院したグループホームの利用者は以前行ったＰＣＲ検査では陰性で、入院時の抗原検査でも陰性でしたが、県はこの患者から看護師や放射線技師に感染した可能性が高いとみています。

保健所別の感染者は和歌山市が１０人、御坊保健所管内を除く県内６つの保健所でそれぞれ１人、県外が１人となっています。

退院した人は２７人で、入院している人は２０３人になりました。

県内での変異株感染者は新たに１９人が判明し、感染した人は６２０人です。