海南市と紀美野町の首長2人も接種「ワクチン廃棄防ぐため」

2021年05月15日 18時20分

福祉・医療

自治体トップらが高齢者に先駆けて新型コロナウイルスワクチンを接種した事例で、県内でも海南市の市長と紀美野町の町長の2人が、キャンセルが出た医療従事者向けの新型コロナウイルスのワクチンを接種していたことが分かりました。

接種を受けたのは、海南市の神出政巳(じんで・まさみ)市長70歳と、紀美野町の寺本光嘉(てらもと・みつかず)町長76歳で、いずれもワクチンの廃棄を防ぐためで、県や保健所の了承を得たとしています。

海南市によりますと、神出市長が接種を受けたのは先月27日で、ほかに40代の職員1人が先月25日に、さらに副市長も今月9日に接種を受けていました。

また、紀美野町によりますと、寺本町長がワクチンを接種したのは今月11日だったということです。

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