JR西日本「WEST EXPRESS銀河」今夏紀勢線の予約始まる

2021年05月14日 19時16分

交通経済

JR西日本の長距離観光列車「WEST EXPRESS 銀河」が、山陽コース、山陰コースに続いて、この夏(2021年)からきのくに線を運行し、きょう(14日)から予約の受付が始まりました。

これは、きのう(13日)JR西日本・和歌山支社の冨本直樹(とみもと・なおき)支社長が発表したものです。

それによりますと「WEST EXPRESS 銀河」は、気軽でカジュアルな鉄道旅行を楽しんでもらおうと、去年(2020年)新しく導入された観光列車で、ことし7月から12月までの6か月間は、京都駅と新宮駅との間、「紀南コース」を運行するということです。

車体は紫がかった濃い瑠璃色の6両編成で、寝台列車のように横になってくつろげる「クシェット」や、テーブルランプに照らされながらゆったりとすごせる「フリースペース」3、4人の家族で半個室として過ごせる「ファミリーキャビン」など、随所に長距離鉄道の旅が楽しめる工夫がなされています。

また停車駅では、その地域ごとの特産品や地元の食材を使った駅弁なども販売されるということです。

運行は、週に2往復程度で、新宮方面への下りは夜行列車として午後9時15分に京都を出発し、翌日の午前9時37分に新宮に到着します。

また、京都方面への上りは、正午に新宮を出発し、午後10時24分に京都に到着します。

途中の停車駅では「中華そば」や「地酒のふるまい」「漁師の朝ごはん」と題したカツオ丼を味わえるほか、名所観光や特産品の販売など、さまざまなおもてなしメニューが用意されています。

この列車の予約は、日本旅行の専用サイトで 受け付けが始まりました。

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