【新型コロナ】あらたに17人・累計2359人

2021年05月09日 17時39分

福祉・医療

和歌山県は、きょう(9日)あらたに、県内で10代から80代までの男女あわせて17人が、新型コロナウイルスに感染したと発表しました。累計の感染者数は、死亡した34人を含めて2359人となりました。

新規感染状況を説明する野尻技監(5月9日・和歌山県庁)

このうち、橋本保健所管内在住で自営業の50代の男性は、先月(4月)29日、すでに感染が確認された50代の知人の男性と接触後、今月(5月)3日から食欲不振に陥り、おととい(7日)からは38度以上の発熱と、のどの痛みやせきの症状もあらわれたため、医療機関でPCR検査を受けたところ陽性となり、きょう(9日)入院し、肺炎像が確認されました。男性は重症で、より高度な処置が可能な医療機関へ転院し治療を受けています。

一方、和歌山市在住で60代のパート職員の男性は、先月29日から発熱や歩きづらさなどの症状が続いていましたが、医療機関を受診したのは、およそ1週間後の今月7日でした。県・福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は「決して軽い症状ではなく、放置するのは大変危険。無症状でも感染している場合があるので、何か不調があれば、速やかに医療機関を受診してほしい」と呼びかけています。

きょう感染が確認された17人の居住地域の保健所管内別の内訳は、和歌山市が6人、岩出と橋本がそれぞれ3人、海南と田辺がそれぞれ2人、それに京都府が1人です。

直近1週間の人口10万人あたりの感染者数は、県全体が14・9、和歌山市が16・9で、酸素投与が必要な重症者は44人となっています。

また、これまでに感染が確認された人のうち、あらたに26人が変異ウイルスの感染とわかり、県内で確認された変異ウイルスの感染者数は538人となりました。

WBSインフォメーション

WBSショッピング55