母パンダ良浜に若竹とニンジンプレゼント、母の日

2021年05月09日 15時30分

社会

母の日のきょう(9日)、白浜町のレジャー施設アドベンチャーワールドで、これまでに10頭の子どもを産んだ20歳のジャイアントパンダ・良浜(ラウヒン)に、好物の若竹と、カーネーションの花をかたどったニンジンがプレゼントされました。

子どもの数にちなんで、短く切られた10個の若竹には「良浜いつもありがとう」と1文字ずつ刻まれ、感謝の気持ちが込められていました。良浜は、ニンジンをおいしそうに食べたあと、若竹を口にしていました。去年(2020年)11月に産まれた末っ子の楓浜(フウヒン)が、良浜にまとわりつき、じゃれあう姿も見られました。

良浜は、2000年に、アドベンチャーワールドで初めて生まれたパンダで、現在、人間ならおよそ60歳の年齢です。2008年に初めて出産し、子育てがうまいと定評があります。

26歳の飼育スタッフの女性は「良浜は好きなタケノコを食べて元気いっぱい。穏やかな表情で愛情深く子育てをしている」と話していました。

アドベンチャーワールドでは、現在、屋内運動場で良浜・楓浜親子が、時間と人数を制限するなどして一般公開されていて、インターネットで動画配信も行われています。

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