万博関連の情報<発信:和歌山県>

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【新型コロナ】県内19人感染 「自宅待機の徹底を」

2021年05月07日 19時11分

社会福祉・医療

和歌山県はきょう(5/7)、県内で新たに就学前の幼児から80代までの男女19人が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表しました。県内で確認された感染者数は死亡した33人を含めて2323人となりました。

新たな感染者について発表する野尻技監(2021年5月7日・県庁記者会見室で)

県によりますと、新たに感染が確認された19人のうち、御坊保健所管内に住む40代の男性会社員は、県内52例目のクラスターとなった御坊市のカラオケ設備のある飲食店「BOS(ボス)」の利用客で、このクラスターの人数は12人となりました。

この男性会社員について、県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「先月(4月)30日のPCR検査で陰性となったこの男性に対し、県は、自宅待機を指示していたが、守られず、友人4人と食事をしたことがわかった」とした上で、「検査で陰性となったからと言って、感染していないという保証にはならない」と述べ、あらためて感染者に接触した場合は、一定期間、自宅で待機して様子を見るよう呼びかけました。

また、きょう発表された感染者の中には、発症してから1週間以上経ってようやく医療機関を受診した人や、今月1日から38度台の高熱が続き、病状が悪化した人もいて、野尻技監は、あらためて早めの受診を呼びかけました。

きょう新たに感染が確認された19人の保健所別の内訳は、和歌山市が8人、橋本が5人、御坊が2人、田辺と新宮が1人ずつ、それに県外が2人となっています。

感染状況の指標の一つ、直近1週間の人口10万人あたりの感染者数は、県全体が17・9人とやや減少しました。

また、新型コロナウイルスの入院に使用できる県内の病床440床のうち、きょう現在の入院患者は287人で、病床の使用率は65・2%と、こちらもやや下がっていますが、酸素投与が必要な重症者は46人となっています。

なお、これまでに感染が確認された人のうち、新たに29人が変異ウイルスの感染とわかり、県内で確認された変異ウイルスの感染者数は、508人となりました。

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