光化学オキシダント特別監視実施、6日から
2021年05月02日 18時46分
和歌山県では、光化学オキシダントが発生しやすい時期になったとして、今月(5月)6日から、特別監視を始めます。
県では、和歌山市と海南市、それに、有田市のあわせて13地点に測定局を設置し、1年を通じて、光化学オキシダント濃度の測定を行っていますが、特に濃度が高くなる夏の時期に、特別監視期間を設け、土曜・日曜・祝日を含めて監視し、濃度に応じて、予報や注意報、警報などを発令しています。
県の環境管理課では「予報や注意報などが発令された際は、屋外での特に激しい運動を避け、目やのどなどに刺激を感じた場合は、水道水などで目を洗ったり、うがいをするとともに、最寄りの保健所や役所に連絡してほしい」と呼びかけています。
なお、去年(2020年)は、監視期間中に、予報以上の発令は1度もなく、健康被害の報告もありませんでした。今年(2021年)の特別監視は今月6日から10月1日までのおよそ5か月間にわたって行われます。