幸村ら描いた和凧ずらり 九度山で展示会
2021年05月01日 18時27分
戦国武将真田幸村ゆかりの地として知られる九度山町の紀州高野紙(こうやがみ)伝承体験資料館「紙遊苑(しゆうえん)」で春の企画展「民芸和凧(わだこ)展」が始まりました。
「民芸和凧(わだこ)展」では、九度山町の世界遺産・丹生官省符(にうかんしょうぶ)神社所蔵の県指定美術工芸品「獅子頭」を描いた大きなたこや、昆虫のチョウやセミを描いたたこなど、全国各地から集めた色鮮やかな民芸たこ約120点が壁や天井に飾られています。
中でも見どころは和紙に真田昌幸・幸村・大助の親子3代や真田十勇士を描いた「真田凧」です。
紙遊苑では弘法大師空海が製法を教えたと伝わる手すき和紙「高野紙」の歴史や技術を展示するため1999年に開館しました。
「民芸和凧(わだこ)展」は、今月16日まで開かれていて、紙遊苑では紙すき体験もできます。