【新型コロナ】県内2人死亡・16人感染、10人台は2週間ぶり

2021年04月26日 18時19分

社会福祉・医療

和歌山県はきょう(4/26)、新型コロナウイルスに感染して入院していた2人が死亡し、県内で新たに16人が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表しました。

県内での一日の感染者数が10人台になったのは2週間ぶりで、県内で亡くなった人は24人になり、感染者数は死亡した人を含めて2049人となりました。

県によりますと、亡くなったのは、クラスターが発生した岩出保健所管内の高齢者施設に入居している90代の女性と、海南保健所管内の70代の男性です。

きょう感染が判明した16人の年齢は、10代の中学生から100歳代までで、保健所別では、和歌山市が8人、田辺が4人、海南が2人、岩出と橋本がそれぞれ1人です。

新型コロナウイルスの入院に使用できる県内の病床は、20床増えて420床となり、きょう現在の入院患者は363人となったため、病床の使用率は86・4%となり、大きく下がりましたが、酸素投与が必要な重症者は52人となっています。

一日の感染者数が16人で、今月12日以来、2週間ぶりに10人台となり、病床使用率も下がったことについて、県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は「きのう、きょうと新規の感染者数が減っているのは大変喜ばしいことだが、これをもって減少傾向とはまったく言えないので、依然として予断を許さない。酸素投与の人が多く、ベッドの確保も続けていく。県民の皆さんには、あらためて行動の自粛や感染予防の徹底をお願いしたい」と呼びかけました。

きょう2人が死亡し、16人の感染が確認されたことで、和歌山県内での感染確認は、死亡した24人を含めて2049人となりました。

直近1週間の人口10万人あたりの感染者数は、県全体が26・2人、和歌山市が40・2人となり、それぞれきのうより下がっています。

なお、これまでに感染が確認された人のうち、新たに12人が変異ウイルスの感染とわかり、県内で確認された変異ウイルスの感染者数は、357人となりました。

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