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【選挙】田辺市長選挙、現職の真砂氏が5選

2021年04月25日 23時49分

政治

任期満了に伴う田辺市長選挙の投票が、きょう(25日)行われ、即日開票の結果、現職の真砂充敏(まなご・みつとし)氏63歳が、新人で、市民オンブズマンわかやま・事務局長の畑中正好(はたなか・まさよし)氏69歳を破り、5回めの当選を果たしました。

5選を果たした現職の真砂氏(25日、田辺市の選挙事務所で)

田辺市選挙管理委員会が、午後11時45分に発表した開票結果は次の通りです。敬称は省略します。
当選 真砂充敏(まなご・みつとし)  無所属・現 2万4930票
   畑中正好(はたなか・まさよし) 無所属・新    9671票
以上が、この日行われた田辺市長選挙の開票結果でした。

真砂氏は、1957年田辺市、旧中辺路町生まれで、専門学校を卒業後、旧中辺路町議会議員を経て、旧中辺路町長を3期つとめ、2005年の市町村合併に伴う田辺市長選挙で初当選し、今回5回めの当選を果たしました。

真砂氏は、当選が確実になった午後10時半すぎ、選挙事務所に姿を見せ、新型コロナウイルスの感染拡大に配慮して、バンザイは行わず、支持者らを前に「感謝の集い」として、あいさつし、当選を喜びました。

この中で、真砂氏は、4期16年の市政運営の実績を踏まえ、「継続というキーワードを訴えてきた。庁舎の建設も含め、信任してもらったと考えている」と語りました。さらに、これまではハード事業が多かったが、これからはソフトにも力を入れ、「公有地の活用、人づくり、それに、地域共生社会を進めたい」とし、「共に協力して、新しい田辺市、新しい時代にバトンをつなげるようなまちづくりをしたい」と抱負を語りました。また、今月(4月)28日にも登庁し、「新型コロナ対策に当たりたい」と語りました。

田辺市長選挙の投票率は、59・36%で、選挙戦となった8年前の前々回選挙に比べ、6・41ポイント低く、過去最低となりました。当日有権者数は、6万538人でした。

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