和歌山市で住宅火災相次ぐ

2021年04月22日 19時11分

事件・事故社会

きょう(22日)昼ごろ、和歌山市内で住宅火災が相次ぎました。出火当時、和歌山県北部には乾燥注意報が出され、火災が起こりやすい状況でした。いずれの火災もケガ人はありませんでした。

和歌山市消防局と和歌山東警察署の調べによりますと、きょう午前11時59分ごろ、和歌山市滝畑の住宅から炎と煙が出ていると119番通報がありました。
消防車14台などが出動して消火作業にあたり、火は午後1時42分ごろほぼ消し止められましたが、木造平屋建て住宅2棟あわせて270平方メートルが全焼、併設するガレージ50平方メートルが半焼したほか、近くの山林にも燃え移り、およそ100平方メートルが焼けました。ケガ人はありませんでした。警察と消防で原因を詳しく調べています。現場は、和歌山市立山口(やまぐち)小学校から北へおよそ4・5キロのところです。

一方、きょう(22日)昼過ぎ、和歌山市湊(みなと)で木造平屋建て住宅が全焼する火事がありました。ケガ人はありませんでした。和歌山市消防局と和歌山北警察署の調べによりますと、きょう午後0時37分ごろ、和歌山市湊3丁目の木造平屋建て住宅から火が出ていると、119番通報があり、消防車14台とパトカー8台が出動し、およそ1時間半後の午後2時ごろ消し止められました。この火事で、木造瓦葺き住宅およそ150平方メートルが全焼しました。この家に住む71歳の無職の男性をはじめ、ケガ人はありませんでした。警察と消防で火事の原因を詳しく調べています。現場は、和歌山市立湊小学校南側の住宅密集地です。

出火当時、和歌山県北部には乾燥注意報が出されていました。

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