【新型コロナ】県教委、部活動で県立学校に通達 県内大会は延期か中止に

2021年04月21日 19時07分

スポーツ教育

新型コロナウイルスの感染第4波を受け、和歌山県教育委員会は、県立学校長に、今後の部活動について、あらたに全国大会や近畿大会につながる大会以外は、原則延期か中止とすることや、種目ごとの練習時の感染予防対策などを通知しました。

通知は、きのう(20日)各県立学校長に出され、大会については、全国大会や近畿大会につながる大会は原則実施する一方、そうでない大会は、原則延期か中止とするとしています。

ただし、陸上競技や体操、水泳、弓道、ウエイトリフティング、登山、ボート、ヨット、自転車、カヌー、アーチェリーについては、実施をしてもよいとしています。

また、練習の際には、マスク着用や消毒のほか、近距離で飛沫が飛ぶことのないよう、一定の距離を空けることや、向かい合っての演奏や発生を避けることなど、感染防止対策を十分に行うよう求めています。

通知ではこのほか、県内での大会の出場停止や大会中止の目安についても明記され、学校内でクラス閉鎖の措置が取られた場合は、そのクラスの生徒は出場不可に、クラブ内で感染者が発生した場合は、そのクラブは出場不可に、学年や学校閉鎖になった場合はその学校はすべての競技で出場不可に、それに、複数の学校で臨時休業の措置が取られた場合は、原則、すべての競技を中止にするとしています。
  
県教育委員会では、既に通知している、県外の学校との練習試合や合同練習の禁止や、県内の学校との練習試合や合同練習の原則禁止の通達を含め、県立学校長に順守するよう求めています。

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