全国で5番目の「医療系専門職大学」で初の入学式・和歌山市

2021年04月17日 18時23分

教育社会

「リハビリ専門職」に特化した全国で5番目の医療系専門職大学「和歌山リハビリテーション専門職大学」の初めての入学式がきょう(17日)開かれ、1期生となる新入生34人が式に臨みました。

入学式の様子(和歌山市民会館)

和歌山リハビリテーション専門職大学は、「理学療法学」と「作業療法学」の2つのコースがあり、リハビリのプロを養成する大学で、今月(4月)1日、和歌山市の前の和歌山市民図書館の跡地に開学しました。

和歌山市民会館で行われた入学式は、新型コロナウイルス感染対策のため新入生と大学関係者のみに限定し、席の間隔をあけて実施されました。

席の間隔を空けて座る新入生たち

きょう入学した新入生は、全員県内出身者だということです。

西下(にしした)博通(ひろみち)学長は「リハビリのプロ中のプロを目指して、素晴らしい大学生活を送ってほしい」と激励しました。これに対し、県立和歌山高校を卒業し、新入生代表を務めた清水(しみず)沙季(さき)さんは「将来、人の心に寄り添える理学療法士・作業療法士になりたい。たくさんの人との関わり合いを大切にし、1人の人間としても大きく成長したい」と抱負を語りました。

新入生代表の清水しみず沙季さきさん

授業は19日からスタートし、学生たちは、4年間リハビリに関する知識や、リハビリ専門職に必要な技術を学び、 理学療法士や作業療法士を目指します

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