任期満了に伴う田辺市の市長選挙と市議会議員選挙が、あす（１８日）告示され、市長選挙では、５回目の当選を目指す現職と新人の２人が立候補し、選挙戦となる見込みです。

市長選挙に立候補を予定しているのは、無所属の現職で５回目の当選を目指す真砂充敏(まなご・みつとし)氏６３歳と、無所属の新人で「市民オンブズマンわかやま」事務局長の畑中正好(はたなか・まさよし)氏６９歳の２人です。

現職の真砂氏は、去年１２月の定例市議会で議員の一般質問に答える形で出馬表明し「貴重で多様な地域資源を未来へつなぐ持続可能なまちづくりを進めたい」と述べ、新型コロナウイルス対策や人口減少対策、新庁舎移転を完成させる意気込みを示しています。

また、新人の畑中氏は、ことし（２０２１年）１月に出馬表明し、建設費１２８億円の新庁舎移転の白紙撤回や、新型コロナウイルス対策の強化などを訴えます。

一方、今回から定数が２つ減って２０になる市議会議員選挙には、現職１８人・新人１０人のあわせて２８人が立候補を予定しています。

立候補の届け出の受付は、あす（１８日）の午前８時半から午後５時まで、田辺市役所本庁別館３階の大会議室で行われます。

投票は、今月２５日、午前７時から一部を除いて午後８時まで市内１１２か所の投票所で行われ、午後９時から、田辺市文里(もり)のハナヨアリーナで即日開票されます。

なお、田辺市のきょう（１７日）現在の選挙人名簿登録者数は６万１６１０人です。