県立学校長会、今年は会議の半分をオンラインで開催

2021年04月15日 19時42分

イベント教育社会福祉・医療

和歌山県内の公立学校の校長が一堂に会する県教育委員会主催の県立学校長会がきょう(4/15)和歌山市のホテルで開かれました。

2021年4月15日・和歌山市・ホテルアバローム紀の国で

この会議は、例年、朝から夕方まで行われていますが、今年は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、きょうの会議は午前中だけで、県教育委員会からの事務連絡などは、あすオンラインで行われます。

きょうは、午前10時過ぎから和歌山市のホテルアバローム紀の国で会議が開かれ、県立の高校と特別支援学校、それに市立高校の校長あわせて45人が出席しました。

会議では、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が挨拶し、「県内での新型コロナウイルス感染は、容易ならざる事態になっている」とした上で、「これまでは、新型コロナによってやむを得ず取り組んでいたオンライン教育だが、これを活用して教育の質を高めてほしい」と呼びかけました。

挨拶する仁坂知事

また、県教育委員会の宮﨑泉(みやざき・いずみ)教育長は、今年7月から8月にかけて開かれる第45回全国高校総合文化祭に言及し、「他県や国の判断にもよるが、和歌山県としては、完璧な形で実施したい。今月29日の100日前イベントも、いまのところ、安全に配慮して実施する予定」と強調しました。

挨拶する宮崎教育長

このあと、県教育委員会の清水博行(しみず・ひろゆき)教育企画監が講話の中で、県立高校の再編計画に触れ、計画に対するパブリックコメントとは別に、県民からの意見募集を、きのう(4/14)から始めたことを報告しました。

講話する清水教育企画監

この意見募集は、今月いっぱい行われることになっていて、この期間中、県内5ヶ所の会場で、県民からの生の声を聞く機会が設けられる予定でしたが、このうち、3ヶ所の中止が決まり、残る2ヶ所については、県による外出自粛の期間が延長されるかどうかなどを見極めて開催の可否を判断することにしています。

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