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和県高野連・新会長に中村氏、新理事長に髙津氏就任

2021年04月14日 19時05分

スポーツ教育社会

今月(4月)1日付で就任した和歌山県高校野球連盟の新しい会長と理事長がきょう(4/14)、そろって記者会見し、抱負を語りました。

髙津理事長(左)と中村会長

新しい会長に就任したのは、県立和歌山商業高校校長の中村憲司(なかむら・けんじ)さん58歳で、1988年に教諭となり、県立高校や県教育委員会、オマーンの日本人学校などで勤務し、この春から県立和歌山商業の校長を務めています。小学生から中学生の頃にかけてリトルリーグなどで野球に取り組み、教諭となってからは、県立和歌山西高校で野球部の部長や副部長を務めました。

会長に就任した県和商の中村校長

きょうの記者会見で、県高野連の中村会長は、「会長に就任し、身の引き締まる思い。これまでの教職、行政、それに在外の経験を活かすとともに、関係する皆さんのご協力を得ながら、高校野球の発展に努めていきたい。野球王国と言われる和歌山で、先人が築いてきた歴史と伝統を未来につなぎ、コロナ禍の中、県民に活気と元気を与えられれば」と抱負を語りました。

また、新たな理事長に就任したのは、県立和歌山商業高校教諭の高津亮(たかつ・りょう)さん46歳で、1997年、教諭になると同時に県立耐久高校の野球部で副部長となり、その後、7年間、監督を務め、さらに2005年から今年3月まで16年間、県立那賀高校の監督を務めました。現在、県立和歌山商業高校教諭の高津さんは、大学時代、福岡六大学野球で二度のベストナインを獲得するなどプロを目指して野球に打ち込んでいました。

理事長に就任した県和商の髙津教諭

きょうの記者会見で、高津理事長は、春の近畿大会や夏の甲子園大会の開催に向けて「去年は監督として、選手や保護者に夏の大会中止を報告しなければならず、悔しい気持ちを目の当たりにしてきたので、今年は何としても開催したい。そのために、各校の選手や指導者には、今一度、日頃の体調管理に気をつけてほしいし、運営する側も、春の大会を経て、夏の甲子園に向けた課題を見つけ、クリアにしていきたい」と述べ、大会の開催実現に向けた強い意欲を示しました。

和歌山県高校野球連盟の新しい会長と理事長は、今月1日にすでに就任していて、任期は2年間です。

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