万博関連の情報<発信:和歌山県>

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【新型コロナ】県内で今月9日と並び44人の過去最多の感染者確認

2021年04月14日 19時05分

社会福祉・医療

和歌山県はきょう(14日)、濃厚接触者や同居家族の感染26人を含む小学生から90代までの男女44人が新たに新型コロナウイルスに感染したことを確認しました。県内で確認された一日の感染者数が44人となるのは今月9日以来で、過去最多に並びました。

県内の感染者数は亡くなった19人を含め1633人、きょう(14日)現在の入院患者は259人になり、病床の使用率が上昇しています。

県によりますと、きょう(14日)までに新たに和歌山市柳丁にある「カラオケほーる光ちゃん」で、客や従業員あわせて6人の感染が確認され、県内38例目のクラスターと認定されました。県では先月(3月)30日から今月5日までの間に、この店を利用した人は近くの保健所に連絡して欲しいと呼びかけています。

カラオケ関連の感染者数は今月4日からきょう(14日)までに58人で、クラスターが発生したカラオケ喫茶店関連では、複数店の利用者を含め延べ44人です。

またきょうの感染者の内訳は和歌山市が30人、岩出保健所管内が5人、海南と湯浅保健所の管内がそれぞれ2人、橋本保健所管内が3人で、県外から仕事で訪れて感染した人が2人となっています。

変異株ウイルスに新たに感染した人は16人で、県内の変異株ウイルス感染者数は191人です。

県内の人口10万人当たりの感染者数は22・8人で和歌山市は過去最高の36・5人となっています。

病床数は現在確保されていますが、濃厚接触者など感染経路が十分わからない新規感染者が増えているほか肺炎を起こすなど重症化して酸素投与を受ける感染者が35人になっています。

県福祉保健部の野尻孝子技監は、「重症者が増えると、医療スタッフの負担が増えて医療体制がひっ迫する」として県民予防に対し十分配慮するよう呼びかけています。

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