【新型コロナ】和歌山県「感染対策認証制度」を創設へ
2021年04月13日 20時00分
和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、けさ(13日)の定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染対策が十分に取れている飲食店や宿泊施設などを、対象に県が認証する制度を創設すると発表しました。
県では、去年(2020年)7月以降、職員が県内の店舗や施設を回って業界団体が作ったガイドラインに沿って営業や運営をしているかどうか確認してきました。
これまで4度の調査でのべ1万1千か所にのぼっていますが、近日中に5度目の調査を行い、ガイドラインが守られていることが認められれば認証票を交付するとしています。
将来的には、飲食業界の支援策「GoToイート」の対象を認証を受けた店に絞ることも検討していて、仁坂知事は「過去4回の調査ではかなり良い成績でガイドラインを守ってくれていた。政府も認証制度を強く推奨しているので、時間はかかるが進めていく」と話しています。