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【新型コロナ】第4波・和歌山や橋本・岩出など紀北に多い傾向

2021年04月13日 20時00分

政治福祉・医療

新型コロナウイルスの感染第4波について調査を行っている和歌山県は、感染が拡大している大阪との行き来の多い和歌山市と橋本・岩出の各保健所管内で、感染者が多いとする結果を明らかにしました。

県民に改めて注意喚起する仁坂知事(4月13日・和歌山県庁)

県では、県内で第4波が始まったとされる先月(3月)14日から今月(4月)9日までの322例の感染者を分析したところ、保健所別では、和歌山市が全体の半分以上となる53%となり、次いで橋本保健所管内の20%、岩出保健所管内の11%などとなっています。

感染経路のうち、県外で感染した人の84%が大阪府、東京都が8%などとなっていることから、県では、大阪との行き来が多い紀北地域で感染が集中しているとみています。

一方、年代別では40代が18%と最も多く、20代が16%、50代が14%、10代が12%、70代が11%、60代が10%などとなっています。

仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、けさ(13日)の定例記者会見で「大阪から持ち込んで県内で感染を拡げてしまうケースが多い。あわせて中高年のカラオケでの感染が増えている」と指摘し、改めて県民に、大阪など感染拡大地域への不要不急の外出と飲食、家族以外とのカラオケを自粛することや、症状が疑われる場合の迅速なクリニックの受診とPCR検査、高齢者の感染を防ぐため、医療福祉関係者の一層の予防対策を強く訴えました。

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