和歌山県はきょう（１０日）、県内で乳児から８０代までの男女２３人が新たに新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表しました。

このうち、クラスターと認定された和歌山市のカラオケ喫茶「ハッピー」の利用者から、新たに２人の感染が確認され、このクラスターの人数は２０人となりました。

また、大阪での会議の後、県内で会食していた２人の感染が判明し、この会食での感染者が５人となり、県は３４例目のクラスターと認定したほか、利用者や従業員あわせて８人が感染した和歌山市元寺町の「うたごえホールギン・パリー」を３５例目のクラスターと認定しました。県は先月（３月）２５日から今月（４月）５日までに「うたごえホールギン・パリー」を利用した人に対して地元の保健所への連絡を呼びかけています。

県内では、今月４日からきょう（１１日）までに４５人がカラオケ関連で感染したとみられ、県は、家族以外とのカラオケを控えるよう、引き続き呼びかかけています。

また県内の１週間の人口１０万人あたりの感染率が過去最高の２０パーセントとなったことから、県では感染予防の徹底を呼びかけています。

県内でのこれまでの累計感染者数は、亡くなった１８人を含め１５２１人で、この日までに２６人が退院して、入院しているのは、２２６人になりました。

また、これまでの感染者のうち、１６人が新型コロナの変異株ウイルスに感染していたことがわかり、県内の変異株ウイルス感染者は１５１人になりました。