「四季の郷クラフトフェアinたけのこ祭2021」開催
2021年04月10日 18時27分
陶芸や雑貨などの手づくり作品を展示販売する春の恒例イベント「四季の郷(しきのさと)クラフトフェアinたけのこ祭2021」がきょう(10日)、和歌山市明王寺(みょうおうじ)の四季の郷公園で開かれました。
このイベントは和歌山市東部の山東(さんどう)地域のまちの魅力を高めようという地域ボランティア団体「山東まちづくり会」が毎年この時期に開いているもので、去年(2020年)は四季の郷公園の改修工事があったため実施できず、2年ぶり11回目の開催となります。
快晴となったきょう、会場には、陶芸や木工、アクセサリー、雑貨などのブースがおよそ70店舗出店し、家族連れで賑わいました。
樹脂や樹脂粘土を中心にオブジェなどの雑貨を制作している「創感堂(そうかんどう)」の大平早苗(おおひら・さなえ)さんは、「コロナの影響でイベントの中止が続いています。人と話す機会がなかなかなかったので、今回参加できて本当に嬉しい。楽しいです」と話していました。
山東まちづくり会の湯川正純(ゆかわ・まさずみ)会長は、「去年はイベント自体ができる雰囲気ではなかったし、作家さんたちが出店できないというケースもあった。今年はおととしと同じくらいの出店者が集まったし、天候にも恵まれて良かったです」と話していました。
例年、会場ではコンサートが行われたり、わかやま電鐵貴志川線の伊太祈曽駅から無料のシャトルバスが運行されていましたが、人が密集することを避けるため今年は実施しません。
「四季の郷クラフトフェアinたけのこ祭2021」は、あす(11日)も午前10時から午後4時まで開かれます。入場は無料です。